まずはエンジニアの労働環境を、
ひいてはHR業界を変革する

高原 克弥

取締役
COO

働き方の改善でエンジニアの未来を変える

私たちBranding Engineerの創業は2013年10月。「エンジニアの価値を向上させる」会社をつくりたいという思いからスタートしています。今は「Make Engineers Happy」という言葉に変えましたが、当時から思いは変わりません。

当初は教育+受託という仕組みでビジネスを始めました。学生や未経験の人たちをエンジニアとして育てる。成長した彼らに受託案件を提供して、業務を回していく。業務を通じて一人前のエンジニアに育っていくモデルです。開発力もビジネス力も兼ね備える人材に育ってもらいたいと考えていました。

1年続けて、実際にインターン生や従業員は育ちました。一方で、プレイヤーとしての挑戦でもあったため、インパクトが小さかった。もっと影響力を高めるには、プラットフォームとして事業を行う必要があると思ったんです。

プラットフォームとして事業を展開しようと考えると、結局「キャリア」が中心になるし、そこを改善できれば影響の範囲は大きいと思いました。エンジニアのキャリア市場に課題があることも見えていた。

その課題を解決しようと思い、受託開発をやめて自社サービスを開始します。それが最初にリリースしたTechStarsでした。

エンジニアと企業に、正しい出会いを提供する

TechStarsは、エンジニア市場の課題を解決するためにリリースした、エンジニア特化型のダイレクトリクルーティングサービスです。

エンジニアのキャリア市場には闇が多い。求人サイトには正社員と表記しながらも、客先常駐である「偽装求人」を出している会社もあります。エンジニアの技術への理解が低いエージェントが転職を支援し、不遇な職場を紹介されてしまうこともある。もっと、条件的にも環境的にも最適な職場を提案することができると思いました。

それに、掲載媒体では求人企業がお金を出すことで求職者との接触頻度を高くすることができる。マッチしている企業ではなく、お金を出している企業との出会いが増えるということは、相性のいい会社と出会える確率は低くなります。

ダイレクトリクルーティングであれば、その機会は平等に保たれています。エンジニアは企業から送られてくるオファーを見て、興味のある仕事を選択することができる。さらに、偽装求人などの搾取を排除することもできます。転職オファーを受けてキャリアを変更することは、年収の最大化にもつながります。これは本来の働き方の選択に即している、現状では公平性を保つもっともいい仕組みだと思っています。

エンジニアのキャリアを最大化させる事業、組織

「エンジニアの価値向上」を考え始めたのは私自身の体験に基づいた問題意識でした。複数のスタートアップでエンジニアとして働いていたとき、プロダクトが完成せず、そのせいでエンジニアは疲弊していく。というサイクルを目の当たりにしました。さらに、エンジニアとして仕事を探そうと思ってもITで完結しない。結局は人づてや口コミの方がいい情報が集まっているところにも問題があると思いました。企業側の採用ニーズもあると感じていたこともあり、自社の事業としてエンジニアのキャリア領域を行うことにしました。

現在は主にエンジニアをターゲットに4事業展開しています。スタートアップなのになぜ4事業も展開しているの? という質問をされることが多いですが、これは事業展開の面で意識していることがあります。

それは、エンジニアのキャリアをすべて支援したいと思っているから。現在支援しているのはエンジニアの新卒、中途、独立領域の3業態に加えて、エンジニアのキャリア特化型メディアも運営しています。

これは、例えばエンジニアの方が独立支援の希望で面談に来た時や、サービスを利用した時に、その人が独立をするよりも転職した方が条件が良く、よりよい環境で働けると判断したら、転職を紹介できる。逆もしかりで、一方通行ではなく、エンジニアの方に寄り添った提案を、包括して行うことができるという点で、本質的なキャリア支援を行えると考えているのです。

HR市場全体を変革する起業家集団として

日本は昔、HR市場の最先端を進んでいました。しかし今は完全に世界から遅れている。既存事業者がはびこり、IT化はかなり遅れています。既存事業者が支配している影響は、採用手段の少なさにも表れています。

もちろん様々なサービスは提供されているが、No.1プレイヤーが変わるようなことはない。手段が少ないというのは、人事が採用を頑張って工夫しても、なかなか求職者を獲得できないということです。その結果、既存のサービスに予算を預けて、身を委ねるしかない。IT業界は少し進んでいるような気もしますが、結局HR市場全体が変化しないと全体的に大きく変わることはありません。

それらを解消するために、もっと候補者に寄り添い、展開する必要がある。もっとIT化を進めるべきだし、自動化できる、精度をあげられる領域はある。それに働き方の多様化に合わせて手法や働き方の仕組みも変化されるべきだと考えています。

現在はエンジニアに特化し展開していますが、今後はHR全体への展開も視野に、ミスマッチを解消し、よりよい働き方ができる世界を生み出す、採用の仕方を変えられる、新しい労働形態が成立するサービスを作っていきます。

BEはベンチャーにあるべきものが全てある

Branding Engineer(BE)の未来を、私はこう描いています。

・3年後にはエンジニア×キャリア領域でNo.1
・5年後にはキャリア領域No.1
・5年〜10年にはライフスタイル領域にまで展開して、ホールディングス化していく

まずは目下3年でエンジニアのキャリア領域でNo.1を。5年ではキャリア領域全体に事業を拡大します。その先には、ライフスタイル領域へ展開し、ホールディングス化していきます。

高角度の成長をするには、常に市場へのインパクト、負の解消を行ない続ける集団であり続ける必要があります。優秀な人が集まり、自走し続ける起業家集団として進みたい。優秀な人材とともに働くために、成果に応じた役職やインセンティブ、ストックオプション、新規事業立ち上げ、0-1と1-100の受け皿もあります。

エンジニアも営業も優秀なメンバーが揃い、体制を作り上げていく用意はできている。2期目は3,600万円だった売り上げも、3期目には約4億円。4期目には8億を超えます。

「ベンチャー」「スタートアップ」として、必要なものは全て揃えています。あとは、多領域でNo.1を取るために全力で駆け抜けるまでです。

高原 克弥

学生時代にスタートアップ3社で開発や人事を経験後、大学在学中の2013年、エンジニアの価値向上を目指す、受託開発、人材会社を設立。以後日本におけるエンジニアの価値向上のため、様々なサービスの展開と人材育成を行う。

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